テニス肘・症例2

テニス肘・症例2

2015.06.25

蒸し暑い日が続きますね~"(-""-)"


今、掛け持ちで勤務している職場はこんなに暑いのにエアコンが入らない。。。
毎日汗だくです。




今日は予約が17時半からでしたので一時間余裕がありました。
最近毎晩23時帰りで子どもの顔も見れていなかったので一時帰宅。




5分シャワー!!!
はぁぁぁ~~なんという気持ちの良さ。(*´ω`*)




しっかり子どもと遊んで、抱きしめてパワー頂いたところで出勤!
今夜も23時まで頑張ります。


症例:中学生男子テニス部

主訴:右肘の痛み

現病歴:数か月前より右肘外側が痛み、他整骨院に通院。
    電気治療・マッサージ・テーピングをするも緩解せず。
    前日の試合でいよいよ肘が曲がらなくなり来院。



所見:右肘関節屈曲が不可。手が胸の高さまで持ち上がりません。
   右肘外側は少し触れただけでも顔をしかめるほどの痛さ。

   右前腕伸筋群・屈筋群ともに過緊張。
   右肘外側部はかなりの熱感と腫れ。
   前腕回内位固定。
   橈骨下方変位、肘頭部外側変位。



施術:一通り上半身を検査してみましたが、どうもしっくりこない。
   これは何かがおかしい・・・


   ということで、問診のやり直し。

   私『ほかに違和感あるとこないですか?』
   患者『いや、特にないです』

   私『じゃあ、ここ押して痛くない?』
   患者『ぎゃ~~』
   飛び跳ねる(笑)

   私『甘い物けっこう食べてるよね?』
   お母さん『すごいんですよ』

   ということで、右肘は放置して下半身の施術から。

   左下肢の歪みを整え、骨盤部の緊張をなくし、
   弱っていた腹斜筋をタッチして緊張を取り除きます。

   左大腿の筋緊張を脳反射にて取り除いて、右大胸筋部の緊張を無くします。

   最後に右前腕部の歪みと、筋緊張を無くして終了。

   施術終了後に腕を曲げると、普通に曲がります。
   痛みも10→4くらいにはなりました。

   お母さんも本人もびっくりした様子。

   2回目(4日後)

   私『その後いかがですか?』
   お母さん『いや、それがね。次の日もう痛みがほとんどなくてテニスしてたんです。』

   私『マジっすか(笑)|д゚)』
   お母さん『今日もほとんど大丈夫みたいで・・・』

   しかしチェックすると細かな緊張があったので、施術し、余った時間を利用して
   より良いプレーができるように身体の使い方とストレッチ方法を教えました。




   考察:




   筋肉の痛みは、もし安静にしていれば2.3週間もすれば勝手に治ります。
   それで治らないのであればどこかほかの部分が悪さをしている証拠。

   今回のケースでは右肘と反対側の左足が悪さをしていました。

   野球でもテニスでもゴルフでも、
   右打ちの場合、軸足は左になります。
 

  
   もともと重心は左足に乗るようにできてますが、このような片方に捻るスポーツは、
   過剰に左足に体重がかかってきます。


   それプラス、糖分の摂りすぎによる骨盤帯の緊張が、症状を悪化させていました。



   なので痛む右肘だけを施術してもこれは治りません。

   彼は中学校3年生で、最後の大会目前。
   背も高いし、体つきも超アスリートです。
   こないだの大会も決勝まで行ったのに、決勝では肘が痛すぎてラケットを触れず
   敗退してしまったとのことでした"(-""-)"


   
   どうか最後の大会ベストで臨めますように!
   滋賀県優勝をかっさらってきてほしいですね☆

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