手首の痛み・症例1

手首の痛み・症例1

今回は高所より転落。
両手首を付き、肩から落下した女性のお話。

外傷は大変ですよね~。
特に生活にかなり支障がでている方。
一刻も早く治してあげたいです。

主訴:高所から落下して以来、左肩があがらず、左手首が動かない。

現病歴:洗濯物を干そうとして、50㎝位の足台より転落。
    その際、手を付いて肩より落下。
    どうやって落ちたのかもわからず、以来左上肢が動かない。

所見:左肩関節可動域、ほとんど皆無。全く上がろうとせず。
   左手関節の動きが無く、特に背屈時に激痛。
   左肩関節前方変位、左肘関節外旋変位、左橈骨下方変位、
   左立法骨上方変位、左舟状骨下方変位、指関節それぞれ変位。

施術:まずは集中的に手首の施療。
   かなりの骨の歪み、筋肉の過緊張があったため、
   時間はかかるも丁寧に歪みを取り除く。
   
   転落の衝撃ストレスによって全身の身体感覚が防衛反応によって鈍麻に
   なっていたが、手首と肘を治した時点で患者に変化。

   患者『あっ、なんかビリビリ感じます。』
     『手首触ってるのに首がビリビリする・・・』
     『足首触ってるのに股関節までビリビリ感じる・・・』

   私『ニヤリ・・・正解です。』

   全身、丁寧に診ました。
   マッサージやボキボキはしてません。触ってただけ。
   すいません。まだまだ下手くそです。結局一時間以上かかった・・・
   time is money
   数分で治せるようになりたい。もっと勉強!勉強!

   施療後、会計時。
   動かなかったはずの左上肢で鞄を持ち、財布を取り出す患者様。
   
   良かったです。
   
   肩はかなりの炎症で、中に水がたまっている様子。
   上がりにくいのは、取りきれませんでしたが、かなり改善した模様。 
   あとは経過観察ですね。

考察:今回は転落によるストレスを取り除くことに集中しました。
   人は恐怖なる出来事があった際、かならず防衛反応が働きます。
   つまり身構えてがちがちに固まって自分を守ろうとします。

   これはやたら強いマッサージや、強すぎる矯正でも起こります。
   だから私はしません。

   防衛反応が働き、がちがちに固まった身体は治療も難しいです。

   人間の身体は痛いところが悪いとは限りません。
   もちろん痛いところが悪い場合もあります。
  
   身体はすべての部分がひとつに繋がっています。
   そう、それは全て脳によってコントロールされています。

   私の最終目標は、
   『脳すら教育できること』
   
   頭でわかってはいても出来ない・・・
   な~んて言葉をよく聞きますが。

   頭がわかっていなくても、身体は勝手に動いちゃう。
   それが理想です。

   自分が気づかない内に、抱え込んでた痛みが無くなれば最高ですよね。

   もっともっと勉強!
   身体と脳は奥が深い・・・だから楽しい。やりがいもあります。
   引退まで頑張って謎に迫りたいと思います。

   
   しかし、手が動くようになって、笑顔で帰って行った患者様。
   あの笑顔を見たくてこの仕事やってます。

   心から・・・
   『良かった~~~(*^_^*)』

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