肩甲骨の内側の痛み

肩甲骨の内側の痛み

2015.05.14

他院からの転院の患者様。
嬉しくもあり、プレッシャーにも感じます。

『あそこで治らなかったから、ここに来ました』
そう言って来られたのは高校生の野球少年。


その症状はひどく、まともに寝返りも打てない状態でした。
治療を2回終えての症例報告です。




患者:17歳男子 高校野球部

主訴:左肩甲骨内側と肩甲骨背側の痛み

現病歴:
GWの合宿の後、突然原因もなく痛み出した。
他院にて肩甲骨周辺の筋膜の損傷と言われたが、治療を受ける度に酷くなるので、
友人の紹介で来院。

所見:
左肩甲骨の外上方変位、左肩甲骨周辺の熱感。
右下腿部とくに腓骨の変位、右腸腰筋拘縮、左肋骨部全体の前下方変位
頚椎4・5番左後方回旋変位





施術:
〔初診〕
左腓骨を元の位置に戻すことから始めます。
腓骨に軽く触れているだけ。
1分ひどすると、ビクンっと足が動きました。

下腿にあった緊張もすっかり消え、患者様も何が起こったのか?というような顔で笑ってます。




次に腸腰筋の緊張もリリース、ついで肋骨の位置を脳反射で治し、
最後に傾いていた身体の重心を元に戻して終了。



この時点でできなかった万歳が自然と出来るようになる。
患者様からの笑顔頂きました!




〔2回目〕


前回から2日後、痛みは半分以下に減る。
しかし、咳をする時の痛み、前へならえの動作で痛む。


下腿をチェックすると下腿部はバッチリ!
腸腰金…6割くらいかな?
左肩甲骨の外上方変位、これ元に戻ってます(−_−;)




しかし症状が寛解していることから、前回の治療は間違ってなかったと判断。
2回目は視点を変えます。



左腕の歪み、特に肘周辺のねじれに対してアプローチ。
指先から肘まで丁寧にソフトタッチで整えていきます。


そして・・・


寝た(笑)




寝たと同時に、左腕がビクンっと動きました。


寝てる間にきれいに戻る、そんな経験は今までも多いです。
きっと緊張状態が極限まで下がるんですね。


皆様、悠にご来院時はぞんぶんに寝てくださいませ(笑)

そして頸椎の歪みを脳反射で手首に刺激を入れ、胸椎をタッチで整え終了。

起きてもらい確認すると、きれいに肩甲骨の動きが出てます。
痛みもほとんどない模様。



考察:
画像の説明

身体には色んなラインが通ってます。

1回目の施療では、右足〜左肩甲骨までのライン。
2回目の施療では、左手指〜左肩甲骨のライン。

痛みが出ているところが悪い場合も確かにあります。
けれども、その割合は経験的には2.3割程度ではないかと感じてます。

そのいくつものライン上に本当に悪い部分が隠れてます。



身体は痛みのごまかし合いが大好きです。

他院では肩甲骨の筋膜の損傷と診断された彼。
しかし問診で尋ねると、何もしていないのに急に痛くなったとのこと。


何もしてないのに筋膜の損傷はないですよね(`_´)ゞ

GWには野球部の合宿があったとのこと。
同じチームの部員の患者様が前日に来られていたので、
だいたいは聞いていましたが、なんせすごい量の食事をしたとか。


これは怪しいと思い糖質検査をすると、やっぱりアウトでした。
大腸、小腸の疲れによる右足からのラインですね。



あとは京都から来たトレーナーさんによる試合後の筋力測定。
試合後に最大筋力計らなくてもいいんじゃないかな?と思いつつ。
おそらくこれが原因の左肘の捻れ。
左手指〜左肩甲骨のラインですね。





あとはまだおかしかったら来てもらうよう伝えて、一応終了。


順調に回復してきてます。
若いし、きっと大丈夫!!
夏まで全力でプレー出来るように、私も気合入れて頑張りますよ〜

PAGE TOP
PAGE TOP