足がつる・症例1

足がつる・症例1

2014.11.11

ポッキーの日。
毎年この日が来れば、高校時代のひと時を思い出します。

中学校からずっと一緒で同じ高校に進んだF君の勇姿。

11月11日11時11分11秒・・・・
この時の為にクラス中の男子から腕時計を借りたF君は、
両腕に時計をびっちり装着し、
待ちに待ったとばかり、時間になって一斉に腕時計のアラームを鳴らしましたww
クラスは大笑い、先生は大激怒。
そして廊下に連れ出される・・・(ー_ー)!!

毎年決まってこの日が来ると思い出します。F君元気かな~


症例 70代女性

主訴:立ち上がる時に両膝が痛く、腰が伸びない
   もう何十年と足がつる

現病歴:グランドゴルフをしていて急に症状が現れた

既往歴:子宮摘出・心臓バイパス手術

所見:左右腸腰筋筋力低下
   両○○骨下方変位
   左右前腕屈筋群過緊張
   両△△骨下方変位

施術:極端に左重心の為、身体全体が捻じれている。
   正座させると、膝の位置が指4本分は違う。
   患者もこれを見てびっくり(^_^.)

   まずはこのアンバランスな重心を元に戻すことにした。
   使ったのは伝統的な整体法。

   私『じゃ、今から重心戻すからね~楽にしててよ~』
   患者『・・・』
   1分経過・・・
   2分経過・・・

   患者の呼吸が変わり、ゆったりと深呼吸できるようになる。

   私『じゃ~もう一回正座しましょうか?』
   患者、揃った膝の位置を見て驚く。

   たぶんこんなに早く身体が変化したこと無かったんでしょうね~
   目を丸くする。私初めてそんな表情を見ましたww

   
   そして足元より整えます。
   家も身体も基礎が大切。足が歪めば全身にひびく。
   とくにこの方は足がつると言われてました。
   足がつる。こむら返りと言う人もいればカラスがいと言う人もいる。

   いろんな原因が考えられますが、そのほとんどは○○骨の変位だと考えます。
   そして○○骨は脳の中で△△骨と繋がります。
   
   タッチでそれぞれ歪みを戻します。もちろん無痛です。
   そして他の関連する歪みをタッチで矯正して真っ直ぐ立てるように調整。

   
   腸腰筋の筋力低下は甘いものの食べ過ぎ。
   固まってた腸を解き、腸腰筋を調整。

   
   施術後、確認してもらう。
   
   私『どうですか~?動作変わりました?』
   患者『こういう風にね、しゃがんで立つと痛いのよ~』

   患者『あれっ、いや、痛くないわ~』
   患者『足もなんかスッキリした~』

   帰り玄関で見送ると、車を停めている駐車場まで駆け足で向かう70歳。
   振り向きざまに、
   患者『先生、すごく足軽い!!!ありがとう』

   と、満面の笑みで帰られました。
   最高のご褒美頂きました!

考察:人間の身体は木の年輪のようなものです。と同時に玉ねぎの皮のようなもんです。
   悪い部分があっても生きていくために、それを隠したりごまかしたりして
   また前に進んで成長していきます。
   しかし年輪にはしっかりここが悪いよ~って刻み込まれてます。
   それは治さない限り、何十年昔の怪我でもしっかり残ってます。

   ですが玉ねぎの皮のように、一枚皮を向くたびに、
   ひとつ、そしてまたひとつ、隠れた症状を治すこともできます。

   今日出会った患者様はとてもエネルギッシュな方でした。
   70代とは思えない身のこなし方。
   ですが身体はしっかり覚えてましたね。今までの苦労を。
   今日一日で全部治し切れたわけではありませんが、
   きっと治っていく自然治癒力が働く道筋はつけられたんじゃないかと思います。

   いつまでも治った時のあの笑顔、いただけるように頑張って日々勉強!!

   しかし、ポッキーの日。
   甘いですよ~あれ。
   明日皆さんが腰痛になってませんように(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

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